借地権は相続できる?

被相続人が死亡した場合、持っていた借地権は一般的な遺産と同じように相続できます。
売却などの場合とは異なり、地主の承諾は不要で、借地権を相続したことを通知するだけで済みます。
ただし遺贈(相続権のないケースで遺言によって財産を受け散る場合など)については、地主の承諾を得る必要があります。
この場合には地主に対して承諾料を支払う必要があります。
承諾料は借地権価格の10%程度が目安と言われます。
承諾が得られなかった場合は家庭裁判所に申し立てることができますが、却下された場合は遺贈ができないということになります。

相続した借地権を売却することもできますが、相続時に売却する場合でも通常の売却と同様に地主の許可が必要です。
相続した借地権は相続税の課税額を計算するために相続評価額を算定する必要があります。

相続評価額は、自用地としての評価額に借地権割合を乗じて計算します。
自用地としての評価額とは土地に権利の付着していない更地と仮定した場合の価額のことです。
借地権割合とは、財産としての借地権評価のために国税庁が地域ごとに設定した割合です、一般的には地価の高い地域ほど借地権割合も高くなります。
商業地で70~80%、住宅地で60&程度が多いようです。
路線価図は国税庁のHPで閲覧ができます。